タイにおけるレストランでのサービス

タイ

皆様こんにちは、タイ、バンコクは現在Covid19の影響でレストランは20:00までの持ち帰り又はデリバリーのみ許可され店内での飲食はできない状況です。もう皆さん毎日お家での食事に飽き飽きしてきて外食が恋しくなっている頃でしょう。

さて今回はそのレストランのサービスの話です。ここでのサービスは割引等では無くホールのスタッフの気遣いだったり、お客さんを喜ばせるための行動などの事です。

タイ、バンコクのレストランの数は今や日本食レストランだけでも2000軒。イノベーティブ系(料理の国籍やジャンルのどこにも属さず、自由な発想で生み出した料理)のレストランは世界からも注目を浴びる存在です。

そんなバンコクのレストランですが料理はさておき、サービスという面だけでスポットを当てればとてもレベルが低いと感じます。もちろん外国人を雇い、サービスにも力を入れている所はありますが高級店の数に対してそんなレストランが少なすぎるのが現状だと思います。

筆者も高級店と言われるレストランにたびたび訪れるたびに、‘’この値段とっててこのサービス?‘’と首をかしげたくなる事が多々あります。しかもバンコクでは、なぜかほとんどのレストランでサービス料を取るのが普通になってます。日本では考えられないですね。サービス料の意味をしっかり理解してもらいたいものです。

サーブするソムリエ

そんなサービスの事を話すと、タイだからしょうがないとか、そういう国民性だからとか言われるレストラン関係の方をよく目にします。

確かにそういう所もあるのでしょうが筆者はこう彼らに伝えます。

良いサービスを受けた事ない人が良いサービスができるわけない。

料理でしたら完成したものを見せて、食べさせればある程度のゴールが見えます。しかしサービスは水物。常に一人ひとり違うお客さんに合わせたサービスが求められます。これはただ知識を入れたからといってできる事ではありません。やはり自分でレストランに行き、良いサービスを受け自分自身が体験しないと分からない所だと思います。

しかし、レストランで働く普通のタイ人の給料ではサービスが良いレストランに行けず自分では中々体験できません。ですのでサービスを知っている外国人や海外で働いていたタイ人の下で働き感じ取っていくしかありません。これができる環境は数あるレストランでも微々たるものです。

筆者が考えるに、現在レストランで働いている彼らの子供達世代にならないと料理のレベルにサービスが追いつくのは難しいと感じます。

今こそ助っ人サービスマン外国人をたくさん飲食業界に呼ぶべきだと思います。

これは大げさではなくサービスマン、ソムリエの重要性を理解し、料理人と同じくらいの評価をし、次の世代まで見越した教育を業界がしていかないとレベルは上がっていかないと考えるからなんです。そうすれば少しでも早く料理のレベルにサービスが追いつけるはず!!、、、、たぶん💦

今回はワインとは関係のない話になってしまいましたが、レストランで働いていたからこそ、この国のサービスレベル向上を願っています。

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

 

 

 

 

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