皆様こんにちは、ワイン用主要ブドウ品種シリーズも今回で最終回になります。まだまだ沢山あるのでご紹介したい気持ちはあるのですが、全く終わらなくなってしまうので、ひとまずは一旦終了になります。この品種をもっと知りたい！という方がいらっしゃいましたら、気兼ねなくご連絡頂ければお答えいたします。<m(__)m>
さぁ最終回にふさわしい品種、今回ご紹介いたしますのはMalbec(マルベック）です！！！知名度は前回までにご紹介してきた品種よりも、かなり落ちると思いますので知っている方のほうがもしかしたら少ないかもしれません。
どんな品種？
フランス南西部のカオール地区が原産のブドウ品種。寒さが苦手で雹や霜の冷害にとても弱いです。元々の原産であるフランスではこういった理由から栽培される面積が徐々に減少し現在ではアルゼンチンが最大の産地となっています。
カオールの有名なヴァラントレ橋
特徴
マルベックはポリフェノールを他の品種よりも多く含んでいます。更に果皮が黒く厚いので、造られるワインはブラックワインと言われる事もあるくらい、色が濃くタンニンも豊富なワインが出来上がります。
カシスやプラム、ダークチェリーの黒い果実の香りに、スパイスやスミレなども感じられます。味わいは、濃厚な果実味と酸と豊富なタンニンがうまく混ざり、ボディのしっかりした口当たりの良いワインに仕上がります。
果皮がとても厚いマルベック
オススメ生産国
こちらは今やマルベックの一大生産地になっているアルゼンチンです。標高が高く乾燥していて、強い日差しと寒暖差が得られる土地柄となっています。この条件がマルベック栽培にとても適しているのです。価格帯もお手頃で優良な生産者がとても多くなっています。重くて果実味に富んだワインが好きな方には天国の様な国ですね(笑)
アルゼンチンの銘産地メンドーサにあるブドウ畑
合せる料理
こちらは牛肉にスパイスを効かせて豪快に炭火で焼いた料理がとても良く合います。焼く前によくスパイスを肉に揉みこむのがポイントです。
アルゼンチン料理アサード
オススメ生産者
ずばりアルゼンチンのCatena(カテナ）です。この生産者は立ち上げ当初から世界を見据えたワイン造りをしており、素晴らしいワインを毎年生産しています。そのなかでもマルベック初心者の方にぜひ飲んで頂きたいのはAlamos Malbec(アラモス・マルベック）です。
アラモス・マルベック
こちらはカテナが‘’もっと消費者の方に自分たちのワインを飲んで欲しい‘’との思いで造ったセカンドワインになります。使っているブドウはファーストのカテナと同じ区画のモノを使用しているので味わい自体もかなりの高品質になっています。
こちらのワインはこちらで９９０Bで販売していますのでもしご興味出た方はお問い合わせください。
味わい等の詳しいご紹介はこちらでしていますので合わせてご覧ください。
さぁこれで主要品種シリーズは一旦最終回になります。少しでも読んでくださった皆さんが、ワインを購入しやすくなっていればいいなと心から思っております。
それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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