タイ料理に合うワインとは?

タイ

皆様こんにちは。実は先日、初めてのウェビナーというものを開催致しまして、沢山の方々にご参加頂きました。ご参加いただいた方、ありがとうございました_(._.)_

さて、その時に『タイ料理に合うワインは何ですか?』という質問を頂きました。やはりタイに住んでると、食べる機会が多いタイ料理(当たり前ですが💦)。何を飲んでいいか分からないという声が非常に多いので、こちらのブログでも書いていこうと思います。

タイ料理にワインは合うのでしょうか?

タイ料理といっても様々な種類があり、細かく分類していると、ややこしくなってしまうので今回は日本人がイメージするタイ料理という事で進めていきたいと思います。

タイ料理は、辛み、酸味、甘み、を調和させた料理が多いです。例えば日本でもタイ料理レストランに行ったら必ず食べるという人も多い『ソムタムタイ』。青パパイヤを千切りにし、唐辛子や様々な具材をすり鉢状の器にいれて、叩きながら仕上げるサラダです。唐辛子の辛みと、マナオ(小さいライム)の酸味、そして砂糖と食材の甘みが口いっぱいに広がります。

タイ料理の代表格のソムタム。

こういった味付けが多いタイ料理は非常にワインを合せるのが難しいです。特に辛みの部分が強すぎてしまうと、味覚が麻痺しまいます。ですので、辛さをある程度抑えて調理してもらうのが、ワインと合わせる第一条件になります。

さて、そんなタイ料理に合うワインをご紹介していきましょう。

まずはフランスのアルザス地方やドイツで多く栽培されている品種の、

Riesling(リースリング)

リンゴを思わせる香りがあり、花の香りやスパイス香も感じられます。味わいは、果実のまろやかな甘味と、芯のある酸味が口いっぱいに広がるリースリング。タイ料理の特徴の甘みと酸味を兼ね備えている、このリースリングはタイ料理に合わせやすいワインと言えるでしょう。

ワイン自体も飲みやすいのでワイン初心者にもお勧めです。しかもリースリングは甘口から辛口まで生産されているので、その日に食べるタイ料理に合わせてワインの辛さを変更できる点も良い所です。

酸味とまろやかな甘みが特徴のリースリング。

そして、同じくフランスのアルザス地方やドイツで多く栽培されている品種の、

Gewurztraminer(ゲヴェルツトラミネール)

この品種のワインは、香りが多彩で、ライチの香りをメインとしながら、そこに白い花、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツ、バラの花、かんきつ類、スパイスなどの香りが一体となり、複雑で奥行きのある構成をしています。味わいは酸味が穏やかでボリューミーになっています。

この複雑な香りが、様々な味を感じられるタイ料理にピッタリと合います。更にゲヴェルツトラミネールも甘口から辛口まで生産されているのです。

ライチの香りが特徴的なゲヴェルツトラミネール。

そして最後に筆者が1番オススメするのは

オレンジワインです。

簡単に言うと、白ブドウで赤ワインと同じ様に造ったワインがオレンジワイン。(オレンジ色のワインだからオレンジワイン、オレンジから造った訳ではありません🍊)。タイ料理を食べる時に、白ワインだとコクや渋みが足りず、赤ワインだと重すぎてしまう状況が多々あると思うのですが、この白ワインと赤ワインの良いとこ取りの、オレンジワインはそんな悩みを解決してくれる素晴らしいワインなのです。

元祖オレンジワイン、グラヴネル。高級なタイ料理を食べる時に飲みたいワイン。

まとめ

今回は以前も少しお話ししました、タイ料理に合うワインについて書いてきました。複雑なタイ料理にピッタリと合うワインを探すのは一苦労ですが、バッチリと合った時はいつも以上の感動が待っている事でしょう。

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

 

最後に

赤ワインしか飲まない方は、ボジョレーで有名なガメイを使ったワインや、コート・デュ・ローヌのワインが個人的にはお勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

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