世界最高のCP南アフリカワイン

南アフリカワイン

皆様こんにちは。本日はあまり知られていない最高にCPが良い産地、南アフリカを紹介したいと思います。

アフリカ大陸最南端の南アフリカ。

歴史

アフリカ最南端に位置する南アフリカ。1652年にオランダの植民地となった南アフリカはケープタウンを中心に開拓が進んでいきました。そして1655年には南アフリカが地中海性気候となっていることからブドウ栽培が始まり、ワインを醸造してはフランスへ輸出する事業が盛んに行われるようになりました。

今や大都市のケープタウン。

19世紀初頭にはオランダからイギリスに途上された南アフリカ。これを期にイギリス人が南アフリカ産のワインを多く口にします。

そして1925年に南アフリカ独自の品種Pinotage(ピノタージュ)が誕生します。1973年には原産地呼称が制定され、1990年以降は民主化が進んだことにより国際的な地位を確立するようになりました。

1990年代に急速に進化を遂げた南アフリカ。

主要ブドウ品種

白ブドウ

  • シュナン・ブラン南アフリカで最も栽培面積が多い
  • ソーヴィニョン・ブラン年々評価を上げている
  • シャルドネ
  • コロンバール

    南アフリカ最大の栽培面積シュナン・ブラン。

黒ブドウ

  • ピノタージュ南アフリカ土着の品種
  • カベルネ・ソーヴィニョン南アフリカで最も重要な品種の一つ
  • シラーズカベルネ・ソーヴィニョンと共に広大な栽培面積を誇る
  • メルロ

ピノ・ノワールとサンソ―の掛け合わせのピノタージュ。

南アフリカのワインはほとんどがこれらの品種でできている。

産地

南アフリカのワインは5つの州で造られていますが、その中でも初心者が覚えておけばいいのは西ケープ州でいいでしょう。その中でも、

Stellenbosch(ステレンボッシュ)

この産地は絶対に覚えておいて損は無いです。南アフリカで外さない産地の一つです。海と山に囲まれたこのステレンボッシュは土壌も実に多様で、丘の斜面は粘土を豊富に含む花崗岩が見られ、平地では砂や沖積土が見られます。こうした環境では様々なブドウが栽培でき、海から離れた内陸は暑く乾燥しているため黒ブドウがメイン、海に近いエリアでは涼しい影響を受けるため白ブドウが多く見られます。

南アフリカが誇る銘醸地ステレンボッシュ。

オススメ生産者

Kanonkop(カノンコップ)

カノンコップ ポール・サウアー

1910年設立の4代目家族。ステレンボシュ・シモンスバーグ山脈の麓に100haを所有。このシモンズバーグ山脈周辺は「南アフリカの赤ワイン地帯」と呼ばれています。その「赤ワイン地帯」の中で確固たる不動の地位を築いた赤ワインメーカーがこの「カノンコップ」です。世界最大級のワイン評価大会IWSCなど主に、1990年代から最優秀賞を受賞するなど南アフリカワインの品質の高さを世界に知らしめたパイオニア的な存在のワイナリー。主役品種はピノタージュで畑全体の50%を占めています。他はカベルネソーヴィニョンが35%、メルロは7.5%、残りがカベルネフラン。畑は、ブドウ栽培にとっては理想的な土壌で、灌漑はほとんど必要としません。昔ケープ湾に船が入港したことを知らせるために使用していた大砲をボトル・ラベルに描いています。(メーカー参照)

Thelema (セレマ)

セレマ カベルネ・ソーヴィニョン。

 

1983年創業の比較的若い家族経営のワイナリー。セレマとしてのファーストヴィンテージは、1988年。その年にワイナリーのマナーハウスも立て直しています。90年代半ばには、セレマのワインは大人気になり、リリース後1か月も経たないうちに品切れになるほどでした。南アフリカで最も人気のワインの一つでもあります。2002年には、ゆるやかな起伏のある美しい土地をエルギンに購入し、さらに拡大を続けています。

 

 

今回は南アフリカのご紹介でした。同じようなクオリティでボルドーより価格がかなり安い南アフリカワイン。一度試してみてはいかがでしょうか?

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

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