タイのお酒事情 その3

タイ、お酒

皆様こんにちは、先日更新しました’お酒事情その2’も反響が良くもっと知りたいという声が多かったのでまさかの連続投稿になります。

では今回は筆者が体験した、本気で意味が分からないと思ったタイのお酒事情、タイに輸入した事ある方だけが知っている、タイにお酒を輸入するとお布施を納めなくてはいけないという事です!!!

以前筆者は日本のワインをタイで販売したいと思い、昔から知っているワイナリーで世界的にも評価を集めている、山梨県のGrace Wine (グレース・ワイン)を輸入致しました。

初めての輸入で、筆者はワイナリーと商談しタイで販売する許可を貰い、知人の日系物流会社にワイナリーからタイまでの出荷を手伝って頂きました。また初回という事もありサンプルとして輸入になるので輸入できる本数が1ケース(12本)までとなっていました(これも謎)。

コストは以下の通り、

  • フライト代
  • 空港使用代
  • ワイン代
  • インポートライセンス代
  • 輸入税
  • 酒税
  • その他

フライト代と輸入税、酒税でコストの半分以上いきます💦

この1ケースだけに、これだけのコストが掛かっています。ましてやサンプル扱いだから12本しか輸入できないのにバリバリ税金載せてきます。

さらに税金をしっかり取っておいてからが見所です。なんと

1ケース(12本)の内5本を政府に納めてください

と言われました。

いやいや、もう税金はらってますよね!(笑)

なんで半分近く没収されるのにその税金等も払ってから国に納めなきゃいけないのでしょうか、大きな会社でしたらそこまでの痛手ではないでしょう。しかし筆者のような個人会社には辛い現実すぎました。

「これ一体いくらで売ればいいのさ、、、、、」

心の声のつもりが実際はつぶやいてしまっていたと思います(笑)

その後、色々調べたら小さな会社はこちらの老舗の大きな会社に頼んで輸入するパターンが多いことに気づきました。そうすることによって大量のロットでワインを輸入できますのでコストが削減できるという訳です。

しかしながら、コストが落ちても初物は5本のお布施ルールは変わらず納めなくてはいけません。

他の国ではどうなのかは知りませんがこんなルールがあるアメージングタイランド。もしこれからお酒でも輸入しようという方はお気を付けください。

今回は筆者の実体験を交えたお話でした、それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

 

 

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