皆様こんにちは、今回も前回に引き続き品種の紹介です🍇。今回はあのロマネ・コンティに使われるブドウ品種、Pinot Noir(ピノ・ノワール)になります。
カベルネ・ソーヴィニョンが王様ならこのピノ・ノワールは女王様的な存在。絶対に抑えておきたいブドウ品種になります。
どんな品種?
ピノ・ノワールはフランス、ブルゴーニュ地方が原産。シャンパン以外では他の品種とブレンドして造られることがほとんどない品種になります。栽培がとても難しく、育つ環境も限られるので、かつては原産地のブルゴーニュ以外では良いピノ・ノワールは造れないと言われ続けてきました。しかし最近ではニュージーランドやアメリカも高品質なピノ・ノワールのワインを生産するようになってきて、それに続けと世界中で栽培されるようになりました。
主な生産地はブルゴーニュ地方。カリフォルニア。ニュージーランド、ドイツになります。特にブルゴーニュのワインはひじょうに高価な価格で取引されるほど素晴らしいワインが造られています。
特徴
ピノ・ノワールはカベルネ・ソーヴィニョンとは真逆で、渋みが少なく繊細な口当たりと華やかな香りが特徴のエレガントなワインになります。若いうちはジューシーで、熟成を重ねるごとに味わいと香りに複雑さが増していきます。重たいワインが苦手と言う方にはピッタリのワインになります。
オススメ生産国
そんなピノ・ノワールのワインを飲んでみようという方に筆者お勧めの生産国があります。それはニュージーランドです。いきなりブルゴーニュのワインでもいいのですが値段も高く、若いワインしか手に入らないので開けて美味しく飲めるまで何年も保管しなくてはいけなくなる可能性の方が高いです。その点ニュージーランドのピノ・ノワールは比較的値段も手ごろで、尚且つ若いうちから美味しく飲めるワインがとても多いです。ピノ・ノワールの繊細さも残しつつ、果実味がしっかりしており、丸みのある酸味が特徴になっています。
合せる料理
ピノ・ノワールに合わせるお料理は、鴨や鶏肉、ローストビーフ等がお勧めです。ソースをつける場合も重すぎないで、さっぱりとしたソースにするのが良いです。高級なピノ・ノワールのワインでしたらジビエ料理にも抜群の相性です。
注:ジビエ料理とは野生の動物を使った料理の事。
今回は女王様ピノ・ノワールの紹介でした。普段は重たいワインしか飲まない方や、重たい赤ワインが苦手な方にぜひ一度は飲んで頂きたい品種になっています🍇
それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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