主役も脇役もこなすマルチ品種 メルロ

ブドウ品種

皆様こんにちは、主要品種を取り上げて早6回目。そろそろ皆さんの品種への理解も深まってきたと思います。さて今回取り上げるのはMerlot(メルロ)です。フランス、ボルドー地方ではあのカベルネ・ソーヴィニョン主体の5大シャトーよりも高価なワインが造られるメルロ主体のワイン。そんな品種メルロについて今回は覚えていきましょう。

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どんな品種?

広く世界的に栽培されている代表的な黒ブドウ品種で、メルロ単一で造られる他に、カベルネ・ソーヴィニョンやカベルネ・フランとブレンドされるボルドースタイルのワインに多く使用される。乾燥に弱いので保湿性に富んだ粘土質の土壌を好みます。

完熟したメルロ

特徴

メルロから造られるワインは口当たりが滑らかで、カシスやブルーベリー、プラムなどの甘みのある凝縮した果実味と柔かなタンニンが特徴。熟成と共に腐葉土やマッシュルーム、トリュフ等の香りも加わり複雑みが増していきます。長期熟成に向いている品種といえます。

素晴らしいメルロは熟成と共にトリュフの香りが出る事も。

オススメ生産国

  • フランス

ボルドー右岸地域のポムロルやサンテミリオンでは世界最高峰のワインが造られている。もちろんカジュアルに楽しめるワインも生産しているので、必ず一度は飲むべき生産地になっています。おすすめはポムロルやサンテミリオンの周辺地域のワイン。二つの村に比べると安価なモノが多いが品質が高いワインも造っている。

ボルドーで一番高額なシャトー・ペトリュス

  • チリ

温暖で乾燥しているチリは、メルロの栽培に最適な環境です。豊富な日差しを浴びて十分に熟したメルロから、完熟したカシスのような黒系果実、カカオやジャムなどの香りが豊かで、ピュアな果実味と滑らかなタンニンのワインが造られています。

 

合せる料理

基本的に赤身の肉全般に合いますがオススメは鴨の胸肉のローストです。ソースにブルーベリーを使えば抜群の相性です。また和食でしたらすき焼きも良いと思います。すき焼きのコクと甘さがメルロの方向性と似ているのでとても良く合います。

すき焼きと合わせてみても面白い。

オススメワイン

ずばり今回のオススメはチリで生産される

Ambrosia Single Vineyard Merlot(アンブロシア・シングル・ヴィンヤード・メルロ)です。こちらのワインは黒い果実の香りに優しい滑らかなタンニンが特徴。強すぎないこのメルロはそのまま飲んでも良し、お料理と合わせても良しの万能型ワインになっています。

アンブロシア・メルロ 750B

今回特別に読者限定で通常990Bの所を750Bでのご提供です。

これを期にメルロの奥深さに触れてみてはいかがでしょうか?

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

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