皆様こんにちは。今回は久しぶりに、名前は聞いた事あるけど何だかわからないワインシリーズです。本日のお題となりますワインは、日本人なら100%に近い割合で一度は聞いた事あると思われる
Chablis(シャブリ)
を取り上げていきます。それでは簡単に解説していきましょう。
生産地
フランスのブルゴーニュ地方のシャブリ地区で生産されます。ブルゴーニュの最北地になるので非常に冷涼な気候になります。ここは大昔、海だった場所なので牡蠣をはじめとする貝類がたくさん含まれる石灰質の土壌になります。この特殊な土壌はキンメリジャンと呼ばれていてシャブリを語る上では外せないパワーワードになります。
ブドウ品種
使用できるブドウ品種は白ブドウのシャルドネのみとなっています。ですのでシャブリには赤ワインは存在せずに白ワインだけになります。
格付け
シャブリ地区には畑ごとに格付けがありましてランクが上から
- Grand Cru(グラン・クリュ) 特級畑 7の畑
- Premier Cru(プルミエ・クリュ) 1級畑 40の畑
- Chablis(シャブリ)
- Petit Chablis(プティ・シャブリ)
となっています。もちろんランクが上がれば価格、品質ともにアップしていきます。なのでシャブリ初心者の方は、シャブリとだけ書かれたワインから挑戦していくのをオススメします。
特徴
冷涼な気候と豊富なミネラルを含んだ土壌で栽培されるので、しっかりとしたキレのある酸とシャープなミネラル感が特徴になります。辛口でドライなワインがお好きな方にはもってこいのワインです。
注:特級畑、1級畑のシャブリはコクが出る場合もあります。
合せるお料理
豊富なミネラル感のあるシャブリには昔から生牡蠣というのが定番です。なので生牡蠣を食べる時に「シャブリが飲みたいなぁ」とボソッと呟けばあなたもワイン通に見られるはず!(笑)
あとは和食だったりお魚料理だったりと幅広く合わせる事ができるのもシャブリの魅力となっています。
まとめ
簡単にまとめますとシャブリとは、フランスのブルゴーニュ地方のシャブリ地区でシャルドネだけで生産される。味わいはミネラルと酸味が特徴の白ワインとなっています。
以前は辛口ワインの代名詞として使われていたシャブリという名前。アメリカで造られてもシャブリと名乗ったりしていましたが、現在は勿論禁止されシャブリ地区で生産されたワインだけが名乗ることを許されています。
今回はごくごく簡単にシャブリを解説してみました、次回はシャブリのオススメの生産者の紹介をしていきたいと思います。それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
コメント
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