皆様こんにちは、今月1日からの若干の規制解除から朝、夕の交通量が目に見えて増えてきたバンコク。このままスムーズに開国となるのでしょうか?
さて、今回は久しぶりにタイのワイナリー紹介です。以前のブログとYouTubeでも触れたのですが今回は1つのワイナリーに絞ってもう少し深く書いていこうと思います。
まもなく開国という事を信じて、観光で来られた方も訪問しやすい場所のワイナリーのご紹介。そのワイナリーはパタヤにあります、Silver Lake(シルバー・レイク)です。皆さんの中にもパタヤが大好きな方、多いですよね!。パタヤといったら、ビーチリゾートやウォーターパーク、ウォーキングストリート等が有名でそれらを目的に行かれる方が多いと思います。
しかし実はそんなパタヤにあるこのワイナリー。場所は市街地から車で20分ほど行ったところにあります。市街地からタクシーに乗ればあっという間ですね。
このワイナリーの隣には、有名なとても大きな大仏壁画カオ・シーチャンがあります。ワイナリーにお立ち寄りの際には、ぜひこちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
シルバーレイクはスラチャイ・タンジャイトロン氏とスパンサ・ヌアンピロム氏(タイの有名な女優)によって2002年に設立されたワイナリーです。ワイナリーがある場所の標高は110m、海までの距離も近い事によって昼夜の寒暖差、風通しのよさがありブドウにいい影響を与えています。
ワイナリーの面積は160万平方メートル(東京ドーム約34個分)と広大で、その中にイタリア風の建物、噴水、古典的な彫像、風車、色とりどりの花の庭園がありイタリアの田園地帯を彷彿とさせる造りとなってます。筆者が訪問した一昨年は大量の観光バスで訪れた中国の方々が、ブドウではなく庭園やヒマワリ等しか写真を撮っていなかったので苦笑した思い出があります(笑)まぁそれくらい綺麗だという事にしましょう。
栽培しているブドウ品種は主に
- シラーズ
- カベルネ・ソーヴィニョン
- コロンバール
- シュナン・ブラン
この4種類をメインに栽培を行っています。もしかしたら実験的に他の品種も栽培してるかもです💦
2005年に初のワイン、シルバーレイク・シラーズとシュナンブランの2種類をリリースしています。
そこから毎年リリースしていくのですが広大な敷地はあるのですが、肝心のブドウ畑の面積はそこまで広くない為、生産本数はそれほど多くないです。また品質も正直そこまで高いクオリティのワインが造れていないのが現状です。
そこで2014年からS-ワインシリーズとして南オーストラリア州にある自社畑のブドウをタイでワインにして販売し始めます。そうすることによって生産量の増加、クオリティの向上、価格を抑えることに成功しました。現在では全面的にこちらのワインを押し出しています。
エチケットは大きくSと書いてあるスタイリッシュなデザイン。種類もカベルネ・ソーヴィニョン、シラーズ、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、ロゼと従来に比べると幅広く生産しています。空港でも販売していますので見たことある方いるかもしれません。
シルバーレイクのワイナリーではトラムに乗って広大な庭園とブドウ畑を見学できるツアーも用意されているので是非行かれた際には乗って頂きたいです。ツアー終了時にはこのSシリーズのワインの試飲もついてきます。筆者は今見た畑のブドウではないじゃん、と思わず突っ込んでしまったのはここだけの秘密(笑)
トラムツアー申込の隣にはレストランも併設されているので、美しい庭園を眺めながらワイン片手に美味しいお料理を食べる事ができます。
現在ワイナリーは一般開放せずに閉めてしまっています。早く日常に戻ってワイナリーが以前の様に活気に溢れる事を強く願っております。
今回は観光ついでに行けるワイナリー、シルバーレイクの紹介でした。それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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