海だけじゃない!ワイン愛好家がタイ、ホアヒンに設立したワイナリー。

タイワイン
レストランから眺めるブドウ畑。

皆様こんにちは。連日雨が降るここバンコク。スッキリとしない天気が続いており、1日でも早く乾季になってくれないかと今か今かと待ちわびております💦

さてそんな本日はタイのワイナリーMonsoon Valley(モンスーン・ヴァレー)のご紹介です。

場所

タイ、バンコクから約200㎞南下した場所にある、ホアヒンにワイナリーはあります。ここホアヒンはビーチリゾートの観光客でにぎわう観光地としても有名です。そんなビーチから内陸に35㎞ほど入った場所にモンスーン・ヴァレーは設立されました。

歴史

2001年にタイにワイン文化を創造するというビジョンのもと、サイアム・ワイナリー社が手掛けるワインブランドとしてカオヤイに設立。

大手企業のサイアム・ワイナリー。

翌2002年に初めてのワインをリリース。この時のワインはホアヒンの畑のブドウではなく、それまでサイアムワイナリーが持っていたサムットサコーンの水上ブドウ園から収穫されたブドウを使用した。

2008年にはサムットサコーンに最先端のワイナリーを建設、そしてホアヒン以外にも2つの畑を作り高品質なワイン造りを目指していきます。栽培面積が増え、収穫量が増えた事によりワインのバリエーションも増えていきました。この頃から評論家等から賛辞を贈られるようになり知名度を上げていきました。現在は約15種類ものワインを毎年生産しています。

バリエーション豊かなラインナップ。

栽培品種

白ブドウ

  • コロンバール
  • シュナンブラン
  • ソーヴィニョン・ブラン

シュナン・ブランの畑

黒ブドウ

  • シラーズ
  • サンジョベーゼ
  • ドルンフェルダー
  • カベルネ・ソーヴィニョン
  • メルロ

サンジョベーゼの畑

主な品種は上記のブドウですがその他にも食用のブドウやバナナ、マンゴー、パパイヤ、オリーブ、コーヒー、ラズベリー等広大な敷地を活かして様々な食物を栽培しています。

広大な敷地のブドウ畑

ワイン用ブドウとは仕立てが違うサマーマスカット。

The Sala Wine BarBistro

ここモンスーン・ヴァレーにはレストランが併設されています。このレストランではモンスーン・ヴァレーで栽培した野菜やフルーツを主に使って料理をしています。

料理の幅も広くタイ料理はもちろん、西洋の本格的料理やハンバーガー等のカジュアルな料理まで取り揃えています。また料理に合わせたワインペアリングコースもあるのでワイン初心者の方はこちらをオーダーしてもいいと思います。

タイ料理以外にも手軽につまめるピザ等もあります。

そして何よりここのレストランはブドウ畑を見下ろせる丘の上にあるために、広大なブドウ畑を眺めながら食事ができます。遮るものもなにも無いので広大なブドウ畑とその奥の山々を一望できます。ですのでここのレストランは撮影スポットとしても人気があります。

レストランから眺めるブドウ畑。

まとめ

食事をする以外にも、トラムに乗ってブドウ畑を見学したり、マウンテンバイクを借りれたり、象に餌をあげれたりと色々な事ができる場所となってます。

スペシャライズドの自転車です!

トラムに乗って畑を見学できます。

ただ個人的な感想は、ワインの事を詳しく知りたい人はここを訪れてもしっくりこないと思います。もはやレストランで食事ついでにちょっとした畑見学ができるくらいの感覚です。

開放的な景色でワインと共に食事を楽しみたい方は訪れても良いと思いますが、わざわざバンコクから行く必要はないかなと思います。ホアヒン旅行ついでに行くくらいでちょうど良いと思います。

ただ今の時期は観光客も来ないからそうなっていただけかもしれないので、次回は収穫の時期に訪れてみたいと思います。

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

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