皆様こんにちは。今回から数回に分けてブルゴーニュのワインについて簡単に解説していきたいと思います。ワイン初心者が必ず当たる壁、それがブルゴーニュワインなのです!しかしこのブログを読み終わればブルゴーニュワインの事が分かるようになっているはず!!!(たぶん💦)
ちなみに筆者はマット・クレイマーの『ブルゴーニュがわかる!』という本を穴が開くほど読んで最初は覚えました💦
ブルゴーニュとは?
フランス、パリからTGV(フランスの高速列車)で2時間の所にあるのがBourgogne(ブルゴーニュ)地方です。ブルゴーニュとはフランス語なので、英語圏の方々にはBurgundy(バーガンディ)の方が通じます。首府はマスタードで有名なDijon(ディジョン)になります。
生産地はそのディジョンから南へ広がるCote d’Or(コート・ドール)とその南部地域。そして日本でもおなじみのシャブリ地区があります。それではもう少しこの生産地を分割していきましょう。
Cote d’Or(コート・ドール)
コート・ドールはフランス語で「黄金の丘」を意味し、秋になるとブドウの樹が黄葉して黄金に輝く事からその名が付けられたと言われています。ブルゴーニュ地方の中でも最重要地域になっていますので必ず覚えましょう。
そのコート・ドールはBeaune(ボーヌ)村を境に北と南で分けられ名称が変わります。
- 北のCote de Nuits(コート・ド・ニュイ)。
- 南のCote de Beaune(コート・ド・ボーヌ)。
コート・ドールという名称より、この2つの名称を使ってボーヌから見て北なのか南なのかを特定させる事が多い。(略してニュイとかボーヌとか言う場合もあります)
Chablis(シャブリ)
このシャブリという地区はブルゴーニュ地方の中でも、パリとディジョンのちょうど中間に飛び石の様な場所にあります。なので一般的にブルゴーニュの白ワインとは言わず、固有名詞のシャブリとして区別される事が多いです。
シャブリの詳しい解説は以前のブログで書いています。
南部地域
こちらも生産地を分けるとコート・ドールの南から順に、
- Cote Chalonnaise(コート・シャロネーズ)
- Maconnaise(マコネ)
- Beaujolais(ボジョレー)
この3つの生産地域に分かれます。しかしブルゴーニュ初心者は、はっきり言ってここは覚えるべきところではありません。基本ブルゴーニュワインと言えばコート・ドールのワインを指すので、ここはボジョレー・ヌーヴォ―で有名なボジョレー地区はブルゴーニュ地方にあるんだなくらいの感覚で全然大丈夫です!
まとめ
今回はブルゴーニュ地方の生産地区だけでした。これなら簡単に覚えられると思います。何度も言いますが特に重要なのはコート・ドールの2つの地区、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌ地区になります。この地区だけは必ず今回覚えて頂きたいです。
次回はそのコート・ドールの2つの地区をもう少し深く掘り下げていきたいと思います。
それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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