皆様こんにちは、7月も今日で終わり。オリンピックが開幕して、はや1週間以上経過しております。時が経つのは早いものですね💦
さぁそんな今回は、前回のブログで人生を変えたシャンパンとして紹介したVouette et Sorbee(ヴェット・エ・ソルベ)の事を少し書いていこうと思います。
まずこのヴェット・エ・ソルベという生産者はベルトラン・ゴトロが父からブドウ畑を引き継いだところから始まります。父の代まで化学肥料を使用していたため、収穫量が大変多く、ブドウを協同組合に売っていました。
1992年ベルトランが畑を引き継いですぐに有機農法へ転換。長年の農薬散布により中々思う様なブドウが造れず2001年にようやく初めてのシャンパンをリリースします。
シャンパンをリリースできてない1999年からは現在のシャンパン界でナンバー1の生産者ジャック・セロスのアンセロムに師事しシャンパン造りを学びます。
シャンパーニュ地方の飛び石のようなコート・デ・バールに畑があり、ここはシャブリに近くキンメリジャンというミネラルを多く含む土壌になってます。ここで1本の枝に1房しかブドウをつけない超低収量の徹底という凄さ!なので年間の生産本数は約1万本とかなり少なくなっています。
さてこのヴェット・エ・ソルベなんですが初めて飲んだ時は1種類だけだったのですが、最近ではシャンパンの種類が増えてきていて現在は5種類造っています。
- Fidel(フィデル)ヴェット・エ・ソルベの看板。ピノ・ノワール100%
- Blanc d’Argile(ブラン・ダルジル)土壌を美しく表現したシャルドネ100%
- Saignee de Sorbee(セニエ・ド・ソルベ)ピノ・ノワールから造られるロゼ。
- Texture(テクスチュール)ピノ・ブラン100%の変わり種。
- Extrait(エクストレ)ピノ・ブランをなんとアンフォラで熟成。
ちなみに筆者は1-3のシャンパンしか飲んだ事がなく4,5はまだ未体験です。ミスターシャンパーニュとしては恥ずかしい限りです💦(飲んだ事ある方感想お待ちしております。)
そんなヴェット・エ・ソルベなんですがただ一つだけ難点を挙げるとロゼが致命的に味がないのです。香りはひじょうに素晴らしく赤い果実や若干のイースト香がするのですが、飲んでみるとなんと言えばいいか分からない程の味の無さなのです。これはもうホントにヴェット・エ・ソルベの謎です。
注:現在は改善されている可能性があります。
なにはともあれフィデルは毎年飲んでいる筆者からすると、ビンテージの違いこそあるにせよ毎年素晴らしい作品を造り上げていると感じます。フィデルを飲むと原点を振り返り初心に帰ることができます。
さてこのヴェット・エ・ソルベのフィデルですがなんとタイでも購入可能となっております。当社でも販売をしておりますのでご興味出た方はぜひご連絡ください。
1本5000バーツですがブログを見たとおっしゃって頂ければ特別価格3500バーツで販売させて頂きます(投げ売り!!!)
少しでも多くの方に筆者と同じ体験をして頂きたいので是非お買い求めください。
注:本数には限りがありますのでご注文はお早めに。
さぁ今回は人生を変えたヴェット・エ・ソルベのお話でした。
それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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