皆様こんにちは。本日もR.M(レコルタン・マニュピラン)生産者のご紹介です。レコルタン・マニュピランの生産者を覚えていけば、シャンパンが大好きになる事間違いなしです。現に筆者のオススメにより赤ワインしか飲まなかった方達が、見事なシャンパンラヴァ―に変身されています(笑)
という事で本日も早速紹介していきましょう。
Egly Ouriet(エグリ・ウーリエ)
前回紹介したジャック・セロスと並びレコルタン・マニュピラン界の2大巨頭のうちの一つ。ジャック・セロスがシャルドネの使い手なら、こちらのエグリ・ウーリエはピノ・ノワールの魔術師です。2008年、クリュッグとボランジェの2メゾンに加え、サロンとともにレコルタン・マニュピュラン唯一の造り手としてクラスマン(現レ・メイユール・ヴァン・ド・フランス) の3ツ星に昇格しました。
注:ジャック・セロスは翌2009年に3つ星に昇格。
場所、歴史
フランス、シャンパーニュ地方で最高峰のピノ・ノワールが生まれるモンターニュ・ド・ランス地区で、1930年創業という長い歴史を持つワイナリー。1990年に現当主フランシス・エグリ氏が当主に就任してから評価を上げ始めます。
こだわり
フランシス・エグリ氏が当主に就任してから、無農薬に近いアプローチへと栽培方法を変更しました。徹底的に管理された畑から取れるブドウは糖度、酸度のバランスが最高の状態で、シャンパン造りには欠かせないドサージュを最低限に抑えられます。最低限に抑えられる事により、テロワールやブドウ本来のポテンシャルがダイレクトに感じられるシャンパンになっています。
ジャック・セロスと同じで、ブルゴーニュ的な造りでシャンパンを造る事でも有名です。
また、通常のシャンパンよりも瓶内熟成期間がいずれも長く、スタンダードなクラスでも60か月以上という長期熟成を行い(最低熟成期間は15か月)、熟成期間やデコルジュマン(澱引き)の日付までもが記載され、その点にもフランシス氏の完全主義・品質重視の姿勢が見て取れます。
味わい
優れた特級村で造られるピノ・ノワールのミネラル、美しい酸、凝縮した果実味と厚みのあるボディが上手く融合したシャンパンになっています。エグリ・ウーリエの、どのシャンパンにも言える事は男性らしい力強さがありながら、バランスが崩れることなく美しいフィニッシュへと導いてくれるところです。
最近ではシャルドネとムニエ、ピノ・ノワールを1/3づつブレンドしたシャンパンも新しい試みでリリースしており、これから更に進化して行くであろう生産者となっています。
取り扱い
エグリ・ウーリエは当店でもちろん扱っています。もしご興味出た方はワインリストから確認よろしくお願いいたします。まだまだジャック・セロスに比べると価格が高騰していない生産者なので、思い切っていいシャンパンを飲んでみたいという方には、是非お勧めしたい生産者になっています。どのクラスのシャンパンを飲んでも感動する事間違いなしとなっています。
本日もシャンパン熱が高くなってしまって、だいぶ省略して書いたつもりが長くなってしまいました💦なのでまだまだ紹介していきたいので、次回もレコルタン・マニュピランの生産者のご紹介になります。このまましばらくは毎回レコルタン・マニュピランの生産者の紹介が続いてしまいそうです💦
早く赤ワインとか白ワインを紹介してくれよ!と思っているそこのあなた。コメント頂ける様ならばすぐにワインに戻らせて頂きます(笑)
それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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