皆様こんにちは。一刻も早く開国したいタイ国側と、まだまだ慎重な姿勢を見せるバンコク都側のせめぎあいが続いています。決まってもないのに発表してしまうもんだから、話が二転三転してしまいもうよくわからない事になってきているバンコク。ちゃんと決まってから発表して欲しいものです。
さて本題に戻りまして本日もオススメRM(レコルタン・マニュピラン)の生産者のご紹介です。本日ご紹介しますのは、以前紹介しましたレコルタン・マニュピラン界の巨匠ジャック・セロスとゆかりのある生産者Ulysse Collin(ユリス・コラン)です。
歴史
1703年、モンターニュ・ド・ランス、エペルネの南にあるコンジィ村でブドウの栽培と樽製造の仕事を始めたコラン家。それから200年に渡り栽培家として代々ブドウを造り続けていました。
その後1930年からレコルタン・マニュピランとしてシャンパン造りをスタート。しかし1987年に5代目当主が大手メーカーに畑を貸してしまい、ここでレコルタン・マニュピランではなくなってしまった。
しかし現当主オリヴィエがワイン造りを学びながら法律も学び、2003年畑を取り戻す事に成功。ようやく自身のドメーヌ、ユリス・コランを設立し、レコルタン・マニュピランとして再スタートを切ることができたのです。
そして2004年念願のファーストリリースになります!
ジャック・セロス四天王
ジャック・セロスには、哲学と技術を学びに多くの生産者が彼の元を訪れています。その中でもアンセロム自身に認められた生産者は4人いまして、その4人をジャック・セロス四天王と言います(筆者が勝手にそう呼んでるだけです💦)
その4人の内の1人がこのユリス・コラン当主オリヴィエという訳です。ジャック・セロスでブドウに対する有機的なアプローチや木樽を使った発酵を学んだオリヴィエ。現在もそのスタイルは継続して行われています。
こだわり
シャンパンは様々な区画や複数のヴィンテージをブレンドして醸造することが一般的です。しかしオリヴィエが影響を受けたのは単一畑、単一ヴィンテージのブルゴーニュのワイン。なのでオリヴィエはこの考えをシャンパンに取り入れました。現在では一般的になりつつあるこのやり方ですが、ほとんど前例がない事でした。
畑を取り戻した翌年の2004年から畑の栽培方法を根本的に変えています。テロワールを表現するワインを造るために、除草剤をやめ、耕作方法を変えました。個性あるテロワールのワインを表現するために、発酵は野生酵母だけを用い、小樽で熟成させ、清澄・濾過をせずにビン詰めします。土壌の風味を表現するために、ドザージュ(補糖)は僅か、ないしゼロです。
まとめ
そんなこだわりぬいて造られるユリス・コランのシャンパン皆さん飲んでみたいですよね?現在タイには輸入されていないので入手する事はほぼ不可能なんです。
しかし当店では残り2本在庫があります!在庫はこちらの
Ulysse Collin Les Maillons Blanc de Noirs(ユリス・コラン レ・マイヨン ブラン・ド・ノワール)になります。
レ・マイヨンの区画のピノ・ノワール100%で造られるブラン・ド・ノワール。きめ細かくクリーミーな泡、しっかりとした酸と硬質なミネラル感が印象的。ブラン・ド・ノワールらしい厚みとエレガントに纏まった素晴らしいシャンパーニュ!!!
こちら本来ですと6000バーツで販売していましたがブログ読者限定なんと5200バーツでの販売とさせて頂きます。2本しかないですが、少しでも多くの方に感動して頂きたいのでこの価格にしました。なのでもしご興味ある方は早めにご注文下さい。
今回も長くなってしまい1生産者しかご紹介できませんでしたので次回もRM生産者特集です💦それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂
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