シャンパンのドサージュによる味わいの違い🍾

シャンパン
パッと見同じシャンパン。

皆様こんにちは、オリンピックもなんやかんやありながら開幕いたしまして、結局始まったらみんな見てしまうのがスポーツの凄い所。

さて今回はシャンパンのドサージュでどのように味わいが変わるかです。シャンパンはドサージュ(補糖)の量によって以下の図のように表記が決められています。国によって表記も変わります。

参照:World Wine Entertainment

ここで例えばブリュットとドゥ―を飲み比べても、うん!そりゃドゥ―の方が甘いよね!で終わってしまうので今回は同じ造り手のブリュット・ナチュールとブリュットを飲み比べていきたいと思います。

さぁ今回の企画で飲んでいくのはNathalie Falmet(ナタリー・ファルメ)です。

ナタリー・ファルメは75にも及ぶシャンパーニュの蔵元の醸造コンサルタントを務め、 2009年に初めて自身のシャンパーニュをリリースした天才女性醸造です。

そんな彼女のシャンパンを飲み比べたいと思います。

ではそれぞれのシャンパンのデータはこちら

左がブリュット・ナチュール。右がブリュット。

まずドサージュは0gと6g、澱引きは2017年4月20日と2017年9月20日と5か月の差。品種はピノ・ノワール100%のナチュールとピノ・ノワールにシャルドネとリザーブワインを混ぜたブリュットになってます。今回は品種による味わいにはフォーカスせずに、あくまでドサージュにだけこだわって比べたいと思います。

パッと見同じシャンパン。

それではまず香りですがこれはどちらも芳醇。香ばしいイースト、とハチミツの様な香りがグラスいっぱいに広がります。

味わいはナチュールは、ほど良いコクと酸が上手く混ざりあい、ブドウの旨味がダイレクトに感じられる。ブリュットの方はというと、全体的な方向性は一緒なのだがナチュールに比べると骨太でボリューミーな印象。

つまりドサージュをすることによってシャンパンに糖度だけでなく厚みやふくよかさも与えているのです。

もしあなたがキレのあるシャンパンをお探しならドサージュがなるべく少ないもの、ふくよかなシャンパンならドサージュしているブリュット等を購入すればいいのです。もちろん味わいに関してこのドサージュ量だけではない部分も多数あるのですが、参考にして問題はないと思います。

注:ブリュット以上のドサージュのシャンパンは基本的に甘く感じてしまいます。

今回筆者は飲み比べてみてドサージュしているブリュットの方が好みでした。やはり余韻の長さとボリューム感があった方が私は好きかなと。

かなり簡単に違いを書いてきましたが、ぜひ皆様もこのドサージュの表記に注意して飲んでみてはいかがでしょうか?

それではみなさんまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

 

 

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