死ぬまでに飲みたい、孤高のシャンパン🍾

死ぬまでには飲みたいワイン

皆様こんにちは、連日2万人前後の新規感染者を記録しているタイ。そして連日のデモ隊と警察のぶつかり合い。そして様々な業態の店舗は潰れる数が加速しています。最近ではリアカーでゴミ等を運ぶ人達や路上で裸で寝ている人、高架下でシンナー吸ってる人等を以前より多く見る様になりました。(たまたまかも💦)このまま行けば修羅の国になる事間違いなしなので、行き当たりバッタリではなく、しっかりとした政策で立て直して欲しいものです。

さて少し暗い話題になってしまいましたが、ここからは素晴らしいシャンパンを明るく紹介していきたいと思います。本日は孤高のシャンパン、Salon(サロン)です。ちなみにサロンという名前は筆者が飼っていたウサギの名前にもなっています🐰

ウサギのサロンちゃん🐰

このサロンは1911年にウジェーヌ・エメ・サロンによって造られたシャンパンです。シャンパーニュ地方の、特級格付け村ル・メニル・シュール・オジェという素晴らしいシャルドネが取れるこの土地の、シャルドネだけを使って造られるシャンパンになります。

一般的にシャンパンは様々な村のブドウや複数のブドウをブレンドして造られます。今でこそ単一のブドウで造られるシャンパンは珍しく無いものの、当時としてはかなり珍しかったと思います。

サロンの畑

そんなサロンを孤高のシャンパンにしている理由は

  • 1つの村(ル・メニル・シュール・オジェ)で取れたブドウのみ使用。
  • 1つの品種のみ使用。
  • 1つのビンテージ

以上の事にサロンは拘りすぎるがゆえに、結果毎年リリースされてないのです。毎年何かしらのシャンパンを販売しないと経営はできません。しかしサロンはそんな事はお構いなしに、納得いくブドウができる年以外はシャンパンを造らないのです。

更には法律では3年以上の瓶内熟成をすれば出荷できますが、サロンは最低でも8年は熟成してから出荷するという拘り。(最低8年なのでもっと熟成させる場合も多々あります)

そして全て手作業で行われるのと、状態の良いブドウしか使わない為年間の生産数が約6万本という少なさなのです。

20世紀の100年間の間にリリースされたのはなんと37しかないのです!!

これを分かればこのサロンいうシャンパンの素晴らしさがお判り頂けると思います。

Sの大きな文字が特徴的なサロン

気になるサロンの味わいは、リリースされた当初のサロンは長い瓶内熟成をしたのにも関わらず若々しいです。若干のふくよかさがありながらも、シャルドネらしいキリっとした味わいです。しかしサロンの本当の味わいはリリースされてから15-20年ほど寝かせた後になります。この頃になると、色も黄金がかり、香りもハチミツ、トースト、アーモンド、コンポート等複雑さが出てきます。味わいもしっかりとしたコクとふくよかさ、そこにキレイな酸が混じりあい、永遠かと思うぐらいの長い余韻へと繋がっていきます。

こんな貴重な孤高のシャンパン、サロンですが日本での価格は約10万円となっています。この価格は年々上がってきていますし、毎年生産されない事を考えると変える時に買うのが良いかなと思います。

いやーー、死ぬまでにサロン飲んでみたいですね🍾

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

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