今や入手困難!次世代のシャンパンスター

シャンパン

皆様こんにちは。本日はあえて取り上げていなかった、今世界的に注目され入手困難な生産者のご紹介です。その生産者は

Jerome Prevost(ジェローム・プレヴォ

この生産者をなぜ取り上げていなかったのかは最後に記載するとして、さっそく紹介していきましょう🍾

ジェローム・プレヴォ―。

歴史

1998年にフランス、シャンパーニュ地方のモンターニュ・ド・ランス地区のGueux(グー)村にて設立。このグー村はシャンパーニュ地方で最も北に位置する村になります。実はあまり知られていないこの村のブドウ栽培の歴史は900年代から行われていて伝統ある土地なのです。

こだわり

アヴィズにある醸造学校で学んだプレヴォ―はそこで運命的な出会いをします。あのジャック・セロスのオーナー、アンセロムと出会います。その後プレヴォ―はジャック・セロスのセラースタッフとして働きながらアンセロムの哲学、技術を学んでいきます。

現代シャンパンの神アンセロム・セロス。

そしてついにセラースタッフとして働きながら1998年に初めて自分のシャンパンを造りました。保管する場所を持っていない彼にアンセロムは、ジャック・セロスのセラーを貸したのでジェローム・プレヴォ―のシャンパンはジャック・セロスのセラーの片隅で造られています。

彼のシャンパン造りのこだわりは最初からアンセロムの影響を受けたおかげで、自然の力を最大限に引き出す造りになっています。ブドウ栽培は完全にビオディナミ。シャンパンには亜硫酸(SO2)を添加せず、ドサージュ(補糖)も一切行いません。その土地、その年代をシャンパンで存分に表現するのです。

ラ・クロズリーの畑。

そして彼の名を一躍有名にしたのはムニエ100%でシャンパンを造る所で、それまでのシャンパン業界の考えではピノ・ノワールとシャルドネがメインであくまでムニエは補助的な扱いの品種でした。しかしプレヴォ―はアンセロムと話し、グー村に一番適しているのはムニエだという結論からこのムニエ100%のシャンパンを造りました。

現在ではムニエ100%のシャンパンも珍しくはなくなってきましたが、プレヴォ―が造ったこのムニエ100%のシャンパンが無ければ現在のその流れは無かったかもしれません。

力強さが特徴のムニエ。

ここまでこだわり抜く彼なので、生産量はもちろんかなり少なく年間10樽程度しか生産していません。世界中で入手困難なシャンパンとして最近では名前が挙がっています。

まとめ

今までのブログを読んでくださっている皆さんはもうお気づきだと思います。そう、このジェローム・プレヴォ―こそ取り上げていなかった最後のジャック・セロス四天王なのです!!!

では何故今まで紹介していなかったのか?

実はタイに数年前に一時入って来ていたのですが、ここ数年は入っていなかったのです。しかし今回ごく少量ながら入荷する事に成功したので紹介しました。

Jerome Prevost La Closerie Les Beguines(ジェローム・プレヴォ ラ・クロズリー・レ・ベギーヌ)

超レア!レ・ベギーヌ。

 

鮮やかな果実味がひしめくピノ・ムニエの堂々たる
風格が現れるシャンパーニュです。偉大なセロスの
スタイルに通じるピュアで繊細な味わいと男性的な
ボディと骨格を持ち合わせています。ラ・クロズ
リーという名前は語源的には外界から隔絶したい、
そして自分たちの違いをはっきりさせたいという意
思を表しています。(インポーター参照)

 

今回このシャンパンは特別価格5200バーツでご提供です。次はいつ手に入るか分からないジェローム・プレヴォ―。この機会にぜひ飲んで頂きたいと思います。

それではまた次回お会いしましょう、チョンゲーオ🥂

 

 

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